高級なマンション
現代的な外観のマンションが立ち並ぶ街並み
きれいな街
子どもに鍵を出している不動産スタッフ

家を建てるとか、一戸建てに住むということはそこに定住することを表すとともに、日用品やちょっとした家電を買い替えるのとはわけが違い、家ほどの大きな買い物となれば一生を左右する大きな案件です。そんな人生の転機ともなりえる際に、失敗しないためにも住宅の購入を行う前にはいろいろな情報を仕入れておくことが非常に重要になります。

今回は、そんな中でも誰しもが悩むだろう新築住宅と中古住宅の違い、選び方を考える際のメリットとデメリットをご紹介していきます。誰しもが最初に思いつくコストの面も単純に最初に見た時の初期費用だけでなく、いろいろな面でその後を考慮して考えると、案外見えてくる部分と見えづらかった部分という物が出てきて、知っておいて損を回避できたなんてこともあるはずです。

まず、中古住宅の場合を見ていきます。大きなメリットはコスト面と思われがちですが、実はそれ以上に重要なこととして時間や構造材質、間取りといった内容が絡んできます。中古住宅において、一番のメリットはやはり時間です。新築住宅となれば、まずは土地を探さなくてはなりませんし、その土地が見つかったとして十分な面積があるのかはもちろん、そこがあなたの今後の生活環境として通勤・通学に適しているか、家族と暮らすのであれば付近の治安の問題は大丈夫か、町への交通手段や病院などといった緊急時の足があるかなどをまず見なくてはなりませんし、一概に安いという場合にも結果的に交通費に毎日・毎月莫大な費用が掛かっては生活は苦しくなってしまいます。ですが中古住宅でよいところは時間と言いました。これは自分に合う間取りや立地条件がそろっていれば掃除などの処理と所有者との手続きのみで済みますので、当然早くに手にすることができます。

対して新築住宅はどうかというのをおおざっぱに見ていくと、当然手続き面はその場所に家を建ててよいかとか、どこまでの大きさをその面積に立ててよいか、そのうえで内装や構造をどうするかを決めることになります。時間とコストの面では同じor類似の中古物件があったなら絶対に勝てません。しかし、中古物件では絶対というほど自分に確実にフィットした物件、などというのは極々稀な例です。その点選べる自由という最大のメリットであり、逆に選べることによる迷いや打ち合わせの時間、あれも入れたい、これもほしいなどという欲求が出てきて時間がかかるのが最大のデメリットともいえるかもしれません。

コストでいえば、ハウスメーカーや工務店で新築する場合は、それぞれ坪単価が異なることも確認することも重要です。

例えば、ハウスメーカーの一つであるイシンホームの坪単価を見てみると、平均して45万~65万円前後となるようです。

そのほか、ミサワホームや一条工務店など様々なハウスメーカーや工務店の坪単価を見ても様々な価格となっています。新築を選択する場合は、このあたりの情報もよく比較検討しましょう!