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住宅ローンはどういったところを比較して選択すれば良いのかを解説します

住居を買うのはここまでに述べた通り、人生の一つの分岐点や目標になるほどの大きな買い物で、当然一括支払う選択をできる人間は少ないはずです。住宅ローンを利用するということになりますし、これだけ大きな買い物のローンですので、非常に大きな利息や長い年月での支払いが発生します。それらを少しでも安く済ませたい、自分に合った方法で効率よく、生活負担にならない様に組み立てていきたいとなれば、相応の収入がある仕事をするか、しっかりとした相場水準を把握したうえでできることなら他社と比較するなどして最善の組み方を見つけたいと思うのは当たり前の考え方です。

では、住宅ローンを比較する際にどういったところに注目すべきか、住宅を購入する際の大まかな項目とともにお話していきます。まず一番に目につくのは仲介手数料という項目になります。これは住宅を購入にあたって、土地の売買や金融業者との連絡窓口など主に不動産業者に支払われる金額だと思ってください。当然これは不動産を扱う上での報酬ともいえる金額なのでまず間違いなく額面に上ってきます。ですが、これは言った通り購入者とお金のやり取りを取りまとめる手数料なので、実はこの金額は交渉次第で値切れることもありますし、業者によってはゼロで請け負っているところもあります。もしそういうゼロで請け負ってくれるところがあれば、比較対象として選択肢に置いておくとよい基準になるはずです。

次に見ておきたいのはローン保証料です。住宅の購入は単純にほかの借り入れと違い額面が大きくなるために、そもそもに保証人を立てるというのが難しいこともあってか、住宅ローンを組む際の銀行からの借り入れに保証人を必要としません。その代わりにこのローン保証料を受け取ることで、銀行は利益や保証にしています。概ねこの金額は購入金額の2%前後が相場水準ですが、全体金額が大きいだけに少しの数字の違いが最終額面は大きく異なるのでここもチェックポイントとなります。

後は融資手数料(ローン手数料)ですが、こちらは全体の費用で変わるというよりは業者ごとに多少差があるという程度で、値引きができるものではないので融資手数料に関してはこういう物だと思う程度に他社と比較しても大きな差はないはずです。

金利タイプというのが重要です。これは借り入れた際の金利を一定に引き継ぐタイプと借り入れから一定期間ごとに金利を見直すタイプなどがあり、言葉で見ただけでわかる通り一定額を引き継ぐ金利タイプは常に一定額なので生活水準や収入が大きく変動しない限り安定します。逆に一定期間で金利を見直すタイプは、その時の金融利息の状況などで変動するので安くなることもあれば、若干高くなるケースもあり、一回ごとは少額に見えても最終額面が大きく異なるケースもありますので、住宅業者と前もって相談しておく必要があります。